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思想史WS's blog

飯田市歴史研究所思想史ワークショップ 随時参加者募集中

丸山真男『軍国支配者の精神形態』⑥

2013/5/15

丸山真男 『軍国支配者の精神形態』6回目

「四 日本ファシズムの矮小性ーその二」「五 むすび」を読み合わせました。

南京残虐事件についてのノーラン検察官と松井石根との問答の軽さ、実態性のなさはなんなのか。

丸山には(戦勝国が敗戦国を裁くことへの問題意識はなく、あくまでも)日本人がどう考えたかに意識があったこと、そして、丸山が描いた「無責任の体系」は今も共通するのではないかということ。

戦争の反省から目指された強い主体性や、個人主義はどこへ向かったのか。無責任の体系のように今も変わらない部分と、エゴイズムや被害者意識といった最近の傾向に見られる変化してきた部分。そして地域社会は今どうなっているのか。

前回に引き続き、議論が盛り上がりました。