思想史WS's blog

飯田市歴史研究所思想史ワークショップ 随時参加者募集中

2013.11-2014.3 活動メモ

11/20 丸山真男往復書簡―原爆体験をめぐって― 「二十四年目に語る被爆体験」(『丸山眞男話文集1』) 丸山眞男話文集〈1〉 作者: 丸山眞男手帖の会 出版社/メーカー: みすず書房 発売日: 2008/05 メディア: 単行本 クリック: 1回 この商品を含むブログ (4件) …

『山川均自伝』から、労農党と共産党の比較

11/6 『山川均自伝』から、労農党と共産党の比較を考察しました。日本社会や明治維新をどうとらえるか、両党の違いはそこから生まれているということ。社会党が高度成長期に影を潜めていったこと、そして、現在と話題はつきませんでした。山川均自伝―ある凡…

山川均『民主戦線のために①』

2013/10/2山川均『民主戦線のために①』前回の野坂演説に続いて、日本社会党の理論的指導者山川均の文章を読みました。2章まで。演説された文と論じられた文の違いはありますが、野坂の文章は“踊っている”と山川の文章は“地に足ついている”との比較がありまし…

2013/7-9活動メモ

7/24 徳田球一『人民に訴う』 8/7 野坂参三『民主戦線によって祖国の危機を救え①』 8/21 野坂参三『民主戦線によって祖国の危機を救え②』 9/4 これまでの活動と今後の計画 おまけ TOYOTA sai CMにおける与謝野晶子の用いられ方についての議論もありました…

岩崎昶『まず主として私自身について』

7/3 岩崎昶『まず主として私自身について』を読み合わせました。 小田切秀雄、福田恆存と読んで来た文学や映画と戦争責任についての文章。 3つの文章を比べてみると、この岩崎の文章が一番、すんなり読めるとの意見が出ました。それは、体験をつまびやかに書…

福田恆存『文学と戦争責任』

6/19福田恆存『文学と戦争責任』を読み合わせました。福田恆存、33歳頃の文章。実証が出来ない事柄から福田の見方が作られている部分もあるようですが、文学センスの光る部分もあり、若さが感じられるとの話題も出ました。また、政治と文学との関係、生活と…

小田切秀雄『文学における戦争責任の追求』

2013/6/5 小田切秀雄『文学における戦争責任の追求』を読み合わせました。吊るし上げ論との見方が出ました。

丸山真男『軍国支配者の精神形態』⑥

2013/5/15丸山真男 『軍国支配者の精神形態』6回目「四 日本ファシズムの矮小性ーその二」「五 むすび」を読み合わせました。南京残虐事件についてのノーラン検察官と松井石根との問答の軽さ、実態性のなさはなんなのか。丸山には(戦勝国が敗戦国を裁くこと…

2012年度文集

飯田市歴史研究所 思想史ゼミナール2012年度文集 以下のリンクからダウンロード出来ます。 http://yahoo.jp/box/HYSADP もくじ はじめに 歌集「花の名一つ知らず過ぎ来たし」土井勝美 思想史ゼミ 報告 2012・8・1 知らない甘え サブカル的自己肯定自己陶酔シン…

丸山真男 『軍国支配者の精神形態』⑤

2013/5/1 丸山真男 『軍国支配者の精神形態』5回目 「三 日本ファシズムの矮小性ーその一」を読み合わせました。 東京裁判の被告の千差万別の自己弁護の二つの大きな論理的鉱脈 既成事実への屈服 権限への逃避 公な場では物事を受け入れ、個では愚痴を言う、…

丸山真男 『軍国支配者の精神形態』 ③、④

2013/4/3 丸山真男 『軍国支配者の精神形態』3回目 2013/4/17 丸山真男 『軍国支配者の精神形態』4回目 戦後日本思想大系〈第1〉戦後思想の出発 (1968年)出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1968メディア: ?この商品を含むブログを見る

戦後思想の出発

思想史WSで読み合わせをしているテキストです。この他随時テキストを持ち寄っています。 戦後日本思想大系〈第1〉戦後思想の出発 (1968年)出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1968メディア: ?この商品を含むブログを見る ※青色は既読 日高六郎編『戦後日本思…

思想史WSについて

飯田市歴史研究所の市民向けゼミナールの一つです。日高六郎編『戦後思想の出発』を中心に読み進めています。 開催日 毎月第1、第3水曜 時 間 夜7:00-8:40 場 所 飯田市歴史研究所(飯田市上郷飯沼3145 上郷自治振興センター2階) 参加費 無料 持ち物 筆記用…

2012年度思想史ゼミ日誌

2012年 4月 4日 小熊英二『<民主>と<愛国>』第3章忠誠と反逆② 2012年 4月18日 伊藤整『近代日本人の発想の諸形式』 2012年 5月 2日 遠山一行『会話の音楽』2012年 5月16日 中村うさぎ『わたしという病』①2012年 6月 6日 中村うさぎ『わたしという病』② 2012…